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7月コラム「多職種でつくるNST回診を目指して」

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7月コラム「多職種でつくるNST回診を目指して」

海老名総合病院 栄養科 大橋由奈

現在、私は全科型NSTを担当しています。前院での経験を含めると、NST担当は4年目となります。年数を重ねる中で、毎回の回診を単なる症例検討の場ではなく、多職種がそれぞれの視点を持ち寄りながら、患者さんの栄養管理を一緒に考えるチーム医療の場にしていきたいと考えています。

当院のNSTでは、看護師や薬剤師は複数名が持ち回りで回診に参加しており、担当者の入れ替わりが多い状況です。一方で、管理栄養士が中心となって回診を進めることが多く、多職種で活発に意見交換が行われる回と、管理栄養士主導に偏る回が生じることを課題と捉えています。

そのため年度初めには、管理栄養士が患者を評価する視点や、他職種にどのようなアセスメントを期待しているのかについて勉強会を実施しています。また、若手スタッフも多いことから、NSTの役割や目指している方向性、現場で感じている課題についても共有し、職種を問わず同じ認識を持てるよう意識して発信しています。さらに、情報収集に時間を要しアセスメントが不十分なまま回診に臨むことや、職種間で情報の重複や偏りが生じることが課題として挙がりました。そこで昨年度より、メンバーの意見を取り入れながら情報収集シートのテンプレートを作成し、運用を開始しました。またカンファレンスでは、できるだけ各職種へ意見を求め、発言しやすい雰囲気づくりを心がけています。

こうした取り組みの積み重ねもあり、最近では特定のスタッフに偏らず発言機会が増え、若手スタッフも事前にアセスメントを行った上で積極的に発言する場面が増えたように感じます。

今後もさまざまな職種の視点を大切にしながら、より良い栄養管理の提案を行うチームを目指して、課題抽出と改善を重ねていきたいと考えています。